いい音楽をたくさんインプットしよう
様々なジャンルの曲や、プロを含めいろんな人の演奏を幅広くたくさん聴くことはとても大事です。
たくさん聴くことで、自分の中にその音楽の要素(音色や演奏の仕方、メロディーラインだったり和音進行、ノリや音使いなど)がストックされていきます。
ピアノ曲でもそれ以外でも、まずはその時々の興味のあるジャンルや好きなアーティストの曲の中からたくさん聴いていきましょう♩ そこから徐々に広げていく感じでいいと思います。
そうやってたくさんストックをためていくと、自分が演奏するときに、
「こう表現すればいいんだな」
と分かるし、自分で曲を作ったりアレンジするときにも、
「こうやって作ればいいんだな」
というのが、知識じゃなく感覚で分かるようになります。
特に、子供の時にインプットされたものは(音楽に限らず)脳や身体に染み込み、ずっと忘れないことが多いです。スポーツなども、子供の頃からしていると、身体の成長とともに身につくのでなかなか忘れませんよね。
ピアノのテクニックもそれと似ていますが、同時に「どんな音楽にどれだけ触れてきたか」も、同じくらい重要です。
”良い”音楽や演奏に触れる、弾くというのも大事なポイントです。
自分で弾いた曲というのは、聴くだけのものよりさらに強くインプットされます。なので、レッスンや発表会で弾く曲は、素敵なものを選びたいですね。
子どもの頃からいい音楽を聴いたり弾いたりする経験を何年間も積み上げることは、その子の音楽性やセンスを高めることになります。もちろん、大人になってからも一緒です。
センスを磨くためには、プロアマ問わずたくさんの音楽を聴くことです。そうすると、どれが良いものか、自分が好きなのはどんな音楽かが分かるようになってきます。
- いろんなコンサートや演奏会に行く
- 名曲や良い音楽を弾く
- 名曲やプロ(ジャンルを問わず)の演奏をたくさん聴く
- お気に入りのアーティストや作曲家の曲を聴きまくる
などを通してお子さんに、またご自分にいいものを積み上げてあげてください。
それは、きっと一生の財産になります。
そして、そこから『自分の好きな音楽』を見つけていきましょう!