【楽典】効果的な覚え方

楽典テキスト

楽典というのは音楽理論のことです。

五線譜や音符の読み方、拍子、音程、音階、和音、楽語…などいろいろ項目があるのですが、

例えばその中のひとつの『音程』について説明する時、

「音程というのは音の幅のことで、ここから数えて2度、3度、4度という風になります…」

こういう説明をしてもなかなか分からないし、伝わらないことが多いです。

先生何言ってるんだろ?何のためにこれ覚えなきゃいけないの?、、、となってしまいます。

そうならないためには、

曲の中で理解して覚える

これがベストです。


以前小学校一年生の子のレッスンで、

その時レッスンしている曲の中のメロディーの中に7度、6度、5度音程のところが出てきたので

「ここは7度って言うんだよ、楽譜でも鍵盤でも数えてみて。こんなに離れてるから、歌うときも弾くときも大変だよね〜」

と教えると、

「1、2、3、4、…ホントだ!」と、すんなり一回で納得していまいました。

さらに

「音を重ねて弾くとき、3度と6度ってすごくきれいなんだよ、弾いてみて?」と言うと、自分で数えながら弾いて、

「わぁ〜ホントだ、めっちゃきれい!」

と感動&納得してくれました。

テキストに載ってる曲にも、探すと3度・6度はたくさん出てくるので、その都度言って意識するようにしていくと響きをよく聴くようになります。それが、演奏の表現力にも繋がってきます。

他にも例えば、

やっている曲の中で

ここは◯度の和音だねというふうに、使われている和音の機能をその都度理解するようにしていく(ついでにコードネームも覚えるとなお良い)と、いつの間にか自分で和音付けができるようになります。

楽典というのは、音楽のルール。

ルールを理解せずに音符をただ読んで弾くだけ、というのは、文章に例えると、文字をただ読んでいるだけで内容を理解していないのと同じことです。

なので、普段の曲の練習の時からルールを覚えるようにすることが大事です。

  • 何調なのか?
  • 何の和音が使われているのか?
  • メロディーはどんな風に作られているのか?
  • メロディーと和音の関係はどうか?

などなど、これらを考えながら演奏できるといいですね。

曲の構成を理解することは作曲や編曲にも不可欠ですし、何より音楽の仕組みが分かると楽しいものです。

あの名門男子校・開成中学校では、『感性を磨く』『論理的思考力を身につける』ことを目的に、音楽の授業が必修だそうです。

伴奏付けや作曲もテストとしてあるそうです。

ルールを理解しながら曲を習うので、作曲まで出来てしまうのですね。


弾きたい曲をやっていく中で自然と【楽典】も覚えていく、これが理想です。

教室では、ワークも併用してやっていきます♫

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