My Funny Valentine
今日はバレンタインということで、ジャズのこの名曲を紹介したいと思います。
この季節の定番バラードとして有名ですね。
これ、初めて聴いた時は、なんて暗い曲なんだという印象であまり好きではなかったんですが、年齢とともに、このなんともいえない哀愁が心に染みるようになってきました。
これを聴きながら、ひとり物想いにふける…なんか素敵な時間じゃないですか?笑
気づいたらすっかりお気に入りの曲になっていました。
さて、そんなスルメ曲であるこの『My funny Valentine』。
もとは歌曲で、歌詞では”Valentine”は人の名前のことで、曲調とは違ってわりと明るくhappyな歌詞のようです。
ハ短調(Cm)から始まりますが、サビは変ホ長調(E♭)に変わるのでここは少し明るい印象です✨
このピアノソロは、ピアニストであるキース・ジャレット風にアレンジされていて、楽譜に記載されているワンポイントアドバイスによると、
- クラシックと現代ジャズの融合
- バッハのような複雑なライン&ポリリズム(複合リズム)も多用するのがキースジャレット的
だそうです。
キース・ジャレットのピアノって、旋律も音もとても綺麗なんです。なので、少しでも近づけるようにそこを意識して弾きました。
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バレンタインといえば、中学生の頃がいちばんまわりが盛り上がっていた記憶があります。まさに一大イベント!思い出すとキュンキュンしますね☺️
大人になってからは、ただただチョコレートを食べるのが楽しみなだけのイベントになりましたが…笑
Words by Lorenz Hart
Music by Richard Rodgers
arranged by Eriko Akiya